Mar 10, 2010
膨大な時間に何を思う
Mar 02, 2010
ブザービーター…のような
2月21日 14:00〜 at徳島市立体育館
【JBLオフィシャルゲーム】
パナソニックトライアンズ 55 − 61 アイシンシーホース
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いつかは見に行こうと思っていた「JBLの方の」バスケットボールが、
なんとあちらさんから徳島の地にやってきた。これはチャンス!
bjリーグではないバスケットボールを見るのは、
数年前の日本代表以来だ。あの時も徳島だった。
その大会で見た日本代表の選手はいらっしゃるかなぁ。
と思ったものの、ごく一部の選手以外、まったく所属を知らなかった。
というわけでいつものようにオフィシャルブックを買い、試合前に読んでいた。
当時でもかなりベテランだった折茂選手、佐古選手はいまなお現役、
しかも佐古選手は本日来県したアイシンの選手だった(知らないで日本代表を見ていた…)。
他に覚えていた選手は、アイシンで竹内(公輔)選手、桜木選手、
それと覚えていなかったが、他数名の選手が日本代表歴があるようだ。
パナソニックの選手はあまりよく知らなかったが、210cmもある青野選手は
その身長だけでなく、存在感でも圧倒していた。
ゲームが始まって5分。
両チームアウトサイドからジャンプシュートを放っていた。
しかし…0−5。う〜ん…リーグが違うとこういうものなのかなぁ。
外国人選手枠が「ベンチ2試合出場1」と枠が少ないということと関係があるのかないのか。
(bjでは出場3(+アジア枠1)。昔は制限がなかったはず。)
しかし、あったまってくれば(?)きっと…。
第2Qがはじまってもなかなかポイントが入ってこなかったが、
トライアンズ(いちおうホームゲーム)は木下選手が惜しみなく走れば、
青野選手がゴール下でリバウンドをがんばり、大西選手のシュートが決まり出すと、
徐々に攻撃が厚くなってきた。
一方シーホークもゴール下には竹内選手がそびえ立ち、
桜木選手がディフェンスにオフェンスに、コートが2倍の広さでも大丈夫なくらいに動き回った。
そして残り数秒。26−26でまもなく第2Qが終わろうという頃。
この日一番アリーナが沸いた時間だった。
地元出身のトライアンズ・根東(こんどう)選手が3Pシュートを放つ。第2Q終了のブザーが鳴る。
しかしブザーなどまったく気にしないボールは実にきれいに弧を描いた。
そしてこれまた美しくバスケットに収まった。
ブザービーター…とはこの場合言わないのかな?(※)
どちらにしても一進一退のゲームで再びリードを奪う貴重なポイントだった。
※ブザービーターというと、「試合終了のブザーのみ」を指すのだと思っていたが、
各クォーター終了のブザーの場合も指す、という話も聞いたことがあって、
どちらがそうなのか、調べても判明しなかった。
第3Qに入っても点差が開くことなく、激しい攻防が繰り広げられた。
ただ、トライアンズがシュートを打つ割にあまり成功していないのが気になってはいたが…。
その熱戦に比例してファールも増えた。特にシュートファールが目立った。
最後の1秒までシュートファール。4点をリードしていたシーホークだったが、
トライアンズ・木下選手にフリースローを入れられてリードはわずか2点に縮まった。
またしてもギリギリでトライアンズは加点した。
第4Q開始前で両チーム50点に届いていない(42−44)。
う〜む…このゲーム、勝った方が60点に届くことがあるのだろうか?
開始早々、竹内選手がまたしてもリバウンド。そのまま攻撃に移り見事なダンクシュート。
その後は両者ともディフェンスリバウンドを確実にとっては攻撃…となるが、
なかなかうまくいかない。
そうしているうちに木下選手のシュートをオフェンスリバウンドした、
あの210cm青野選手がゴール下に。そのままボールを棚の上に上げるように
柔らかくシュートを放った。ダンクではないが、リングまではほとんど距離はない。
そこへまさかの竹内選手のブロック!ファールを犯さず、キレイにボールだけを弾いた。
その後も青野選手が何度もオフェンスリバウンドを取り、ボールを供給するが、
なかなかバスケットに入らない。流れが悪い中、
今度は青野選手が痛恨のファールをしてしまい、フリースローを与えた。
さらに点差が広がったが、トライアンズはタイムアウトの後に、
今度はハニーカット選手が3Pを2連続で成功させてグッと点差を縮めた。
残り1分を切ってトライアンズのビハインドは3点。まだ間に合う!
たまらずシーホークはタイムアウトを要求。
その直後、ハニーカット選手がこれまた痛恨のファール。
桜木選手に1つフリースローを決められ、点差が広がった上に時間もない。
残り10数秒で得たフリースローも大西選手が1つはずし、1点にとどまる。
ここまで何度も追いすがってきたトライアンズが、
最後の最後になって、チャンスを自らみすみす逃してしまい、逃げ切られてしまった。
シーズン勝率が実に8割を超えるシーホーク相手に、
勝率が5割ちょっと、リーグでも中位のトライアンズがよく食い下がった、
そういえるゲームではあるが、見た感じでは勝てるチャンスが何度もあっただけに、
実に残念な結果だったと言いたい。
もっとも今回は地方開催だった。
勝敗はともかくとして、ここ徳島では熱戦に大変盛り上がっていた。
公式入場者数というのを数えてないのか、どこを見ても書いてはいないのだが、
興行としては成功だったのではないだろうか。
ぜひまた来県していただきたいと思う。
Feb 23, 2010
届け、その歓声。
おそらくこの連載の間に書いたと思うのだが、
あれやこれやとスポーツを見るようになってそろそろ5年が経つ。
契機は言うまでもなく、サッカーと野球のチーム(クラブ)が
居住地に出来たからである。
するとそこには試合中の応援の声ができてくる。
サッカーはJリーグに加盟した、というだけのことで、
実際にクラブは前からあったので、
そこには既存のサポーター集団(?)がちゃんと存在していた。
1年目の前半はそこに混じってジャンプしながら声を出していた。
一方野球は、0からのスタートだったので、そういった応援集団はなく、
なんとなく選手の身内の方々が始めた団体ができつつあった。
それと平行して私を含む数人で別の応援組織のようなものを立ち上げ、
我々のグループもその元の応援団に加わらせてもらって、
一緒に大きな声を出して声援を送っていた。
やがてサッカーは「ジャンプしていたら試合のことが今ひとつ頭に残らない」
というけっこう情けない理由で、メインスタンドでどっかりと座って見るスタイルに変わったが、
野球は逆に、2年目、3年目とどんどん前に出て行くようなかっこうになった。
ところが、いつからか覚えていないが、野球でも徐々にその輪から離れていくようになった。
その辺りの細かい事情は割愛するし、応援組織の是非について記すつもりもない。
ただ、そうやって声を出さなくなったとしても、相変わらずゲームに足を運んでいる。
もちろん出かけたゲームにはそれぞれの世界の応援団があることがほとんどだ。
(ハンドボールは特になかったし、bjリーグのチームもそう目立った活動はないと思う。)
彼らに調子を合わせて声を出すことはほぼ全くない。
それでもビッグプレーや得点が入った時などには、
自然と雄叫びのような声を上げてしまっている。
そして、それは私だけのことではない。
千葉マリンスタジアムや横浜スタジアムでは、内野指定席でおとなしく見ている我々が、
ピンチで投手が三振を奪ったり、打者がホームランを放った時には、
ことばになっていない何かを叫んで喜び、そして初対面の誰だか分からない
近くの人とハイタッチをして回る。
ポカリスエットスタジアムでは、私のようにぼんやり一人で観戦している人も、
ゴールが決まった瞬間は、ほぼみんな総立ちで拳を突き上げて、何事かほえている。
そしてここでも喜びのハイタッチが繰り広げられている。
バスケットでハイタッチをいちいちやっていたら大変だが、
やっぱり派手なダンクシュートやここ一番でのスリーポイントシュート、
そして先日の試合で初めて見たブザービーターでは、アリーナ中に歓声が響き渡る。
選手が応援のことをどう思っていらっしゃるのかは分からない。
(とりあえず選手が言う「応援のおかげです」を完全に真に受けないようにしておく)
もちろん、静けさの中でプレーするのはあまり華やかではないかもしれない。
しかし、応援はなくともそこに歓声があればそれでいいのではないかと思う。
試合開始から試合終了までひたすら声を出し続ける、という日本式の応援もいいが、
試合中出ている声がなかったとしても、素晴らしいプレーに対する
拍手や歓声は自然発生的に起こるものである。
Feb 14, 2010
その魂は来季を照らす灯なり
2月13日 14:00〜 at大阪市立体育館
【Fリーグ第25節】
シュライカー大阪 1 − 1 バルドラール浦安
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Fリーグの記事に登場した、「フットサル競技をしている友人」に
ずいぶん久しぶりに会い、一緒に観戦した。
彼は大阪在住のフットサル好きなので、当然シュライカー大阪をよく知っている。
「今日は…もう優勝決まった後のリーグやから、あんまり(観客が)入らへんやろなぁ。」
そう言っていた。
開場前に到着して、その時には入場待ちの列がズラリとあったのだが、
いざ会場に入ってみると、やはりそれほどお客さんが来ているわけではなかった。
いや。シュライカー大阪としてはFリーグ3年目にして最高の成績でリーグ終盤を迎えている。
初年度は8チーム中7位、昨シーズンは8チーム中4位。
今シーズンは10チームに増えたのにさらに順位を上げこの時点で3位。
3連覇を達成した名古屋オーシャンズが差をつけた優勝だったので、3位は上出来と言える。
4位との差は分からないが(※)、とにかく3位キープに向けて…とは思うのだが、
果たしてチームのモチベーションはいかがか。
※まったく予習せずに行ったが、今節大阪が引き分けで勝ち点+1、
4位北海道が勝って勝ち点+3、なのだが残り2節で勝ち点が7開いているので、
今節始まる前から3位以上は確定していたようだ。
ただ、オフィシャルレポートには「初の3位以内獲得に大きく前身となる引き分け」とあるが…。
ホームで2戦勝利がないそうだが、好位置につけるシュライカーはモチベーションが高いのか、
序盤から素晴らしい動きでバルドラール攻撃陣を抑える。
消化試合ぎみだし…という心配はまったくのムダだった。
一方で、2年連続2位だったのに、今年は世代交代に苦労し、この時点で6位のバルドラールも
徐々に上向いてきているそうで、年末のデウソン戦で見せてくれた一丸となる攻撃を
ここにまた再現してくれる予感は十分にあった。
ポジションはだいたい、前方に1人、両サイドに1人ずつ、そして後方に1人、というのが
フットサルの基本らしい。が、友人によると、とにかくあまりスペースを空けないように
することもまた大事で、それゆえ誰かが移動してダイヤの形のフォーメーションが崩れかけると、
誰かがそのポジションを埋めに行ってバランスをとり、
そのダイヤの形をできるだけ保持するようにしている、という。
確かにこの試合では両チームとも大きくスペースが空くことがあまりなく、
ダイヤの形を循環するように各選手が激しく動いていた。
そしてそうなってくると、どちらもボールに対しての寄せが早くなってくる。
この試合、なかなかパスからシュートまでつながらない時間が長かったのだが、
それはどちらかといえばディフェンスが双方とも堅かった、といえる。
実際、両監督ともハーフタイムでも試合後でも、このゲームのプレーを高く評価していたし、
友人も非常にいい試合だ、という感想だった。
そんな中で一瞬の隙を突いて、右からシュートを叩き込んだ、バルドラール・星選手、
後半、1対1になり、追加点を奪われる大ピンチで体を張って(顔面で!)シュートをブロックした
シュライカーのゴレイロ・イゴール選手、
とても堅かったバルドラールゴールを、これまた一瞬で切り込み撃ち抜いた
36歳ベテラン、実はコーチ兼任のシュライカー・ドゥダ選手、
あえて挙げれば彼らがヒーローと言えるが、いや、この試合に関しては、
試合に出場した全ての選手が、ある意味では消化試合と言えるリーグ終盤で
惜しみなく汗をかいたこと、そのことこそ価値があると言えよう。
シュライカー大阪ホームゲームの中では立地はかなりいいはずの大阪市立体育館での試合なのに、
今シーズンで一番動員数が少なかったこのゲーム、
もう少しお客さんがいれば盛り上がったのに、ちょっともったいないなぁ。
Feb 07, 2010
仕事を全うする御覚悟
最近、相撲の世界がなんだかごちゃごちゃしている。
ということを書くつもりはなかったのだが、
車を生産する某大企業の会見(直接は見てない)、
とある大物政治家の不透明なお金に関する弁明、
そういうのを見ていて、その相撲界のことも合わせて感じた。
「トップ」もしくはそれに準ずるトップクラスの人間って、何を考えているんだろうな?
実はそう思った契機はもっと遅くて、
昨晩の日本サッカー協会会長のコメントからだった。
その夜、ワールドカップベスト4を目指す日本代表は、
ホームで中国代表相手に1点も奪えず、会場にいたサポーターから
大きなブーイングを浴びていた。そのことに対しての会長のコメントである。
「(ブーイングが起きたのは選手にとっていいこと。)どんどんブーイングしてほしい。」
至極まっとうな答えであると思うし、おそらく日本中のファン(サポーター)は
そのことに大きくうなずき、そしてもっとブーイングしようと思った方も多いことと思う。
今日、明日にでもサッカー評論家(ブログ等々をしている一般人も含む)も
同様の意見を述べることだろう。そのことについては異論はない。
(それでもがんばってほしいな、と強く思う。)
が。どうもこう、トップの人間が「ブーイングしてほしい」というのは、
少し発言が軽すぎやしないか、とも思う。
1点を奪えないチームを編成したのは確かに監督だろうが、
その監督を招聘したのは彼らトップの方々だろう。
なんというのか、「人ごと」のように聞こえて仕方がない。
現場監督に口をはさみにくいとは思うので、具体策を出したりするわけにはいかないまでも、
せめてそのブーイングを自分のこととして受け入れる姿勢くらいは持てばいいのではないか。
そしてまた冒頭のそれぞれの世界のことで言えば、
相撲界は相撲協会が自分たちの保身に必死で、
自身の管理体制(横綱への指導うんぬん)については触れないし、
元横綱に対する親方も同様。
企業についても、ここでは細かい記述はしないが、
社長のおっしゃる「お客様第一」と実際の対応があまりかみあっていない。
政治家でも二言目には「秘書が秘書が」だが、
何億というお金が動いていくのを知らない、というのでは
いくら管理を人に任せていたとはいえ、その時点で責任問題だろう。
スポーツ界に話を戻すと、私を含むファンにもいろいろと問題はあると思う。
そのことについてもいつか触れたいとは思っている。
しかし、ファンにも問題があるにしても、現場(選手・監督)に実力がなかったとしても、
やはりトップがまず責任を持って仕事をすることがなによりの第一歩だと思う。
Feb 05, 2010
訃報
このコラムでも何度か登場した、オリックスバファローズ・小瀬浩之選手が、
キャンプの宿泊ホテル敷地内で亡くなった。
飛び降り自殺かも、ということだそうだが、5日22時前現在ではハッキリしたことは分からないようだ。
ルーキーの彼がホームランを打ったところを目撃し、
さらにその年の秋キャンプでは若手野手そろい踏みのロングティーで、
華奢な体を目一杯使ってメニューを最後までこなし、
翌年もシーズン途中からは1軍で活躍していらっしゃった。
毎年毎年、彼のプレーに注目するのが楽しみだった。今年は飛躍の年になるはずだった。
何があったのか、それは分からないけれども、
もし見通し通り自殺されたのだとしたら、あの明るい選手が…とショックである。
とにかく今はただ、小瀬選手のご冥福をお祈りする。
本当に残念でならない。
Jan 31, 2010
再興の時、来る。
1月24日 14:00〜 at高松市総合体育館
【2009-10bjリーグオフィシャルゲーム】
高松ファイブアローズ 63 − 97 滋賀レイクスターズ
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ひな壇のない見づらい中で試合が始まろうとしていた。
あえて、レイクスターズのブースターがたくさんいらっしゃるところの
すぐ横に座った(指定席ではなかった)。
すると、メガホンを持っている人がいて、野球の応援で使うような旗を持っている人もいた。
チームロゴに"SHOOT FOR THE STARS"とあって、
さらに応援風景が野球っぽいって…なんだかますます横浜ベイスターズと似ている…。
(横浜ベイスターズは"REACH FOR THE STARS"である)
それはともかくとして、序盤からそのレイクスターズはディフェンスをガツガツ。
試合前、コートDJが「昨日のゲームではリバウンドで差をつけられた」
というアナウンスをしていたが、この日も全くその通りになっている。
レイクスターズのインサイドに大きな選手がゾロゾロいることもあるが、
それ以上にファイブアローズが何にもできない。
シュートが単発に終わると、レイクスターズの突破をカンタンに許し、ほぼまったく止められない。
5つか6つか連続でポイントを許すと、かなり早い段階でタイムアウトを要求。
それでもディフェンスが全くと言っていいほど機能せず、もう雪崩状態。
第1Qが終わる前にまたタイムアウト。やっとバスケットボールの観戦歴が10試合を超えてきたが、
序盤からこんなに大差がつくのを見るのはたぶん初めてだ。
第1Qが終わると4−31。1Q一ケタ得点とは…。
第2Qは省略。だって第1Qとそんなに変わらないから…。
リバウンドできずとも、それでも2Pシュートが少し入ればこんなに大差にはならなかっただろう。
とにかくシュートが外れる外れる…。
私としては、久しぶりに城宝(じょうほう)選手(現レイクスターズ)のプレーが見られたし、
その後堀川選手や石橋選手も出場したからよかったとは思う。
(みなさん元エヴェッサ。私がバスケットボールを見だした頃の選手だったので印象深い。)
しかし、第2Q終了で失点はともかく得点が14点とは…。
今ざっと今季の試合結果をスコアだけ拾っていくと最少得点が51。
(ただしこの試合は相手も66点とロースコアのゲーム)
他、50点台で試合を終える、というゲームがほんの少しだけあるが、
このペースだと50点には乗らないことになる。まさか…??
それでも、ファイブアローズブースターは元気いっぱいである。
この貴重な14点が入るシーンでは全力で喜びを表現していた。
開幕前でさえ「本当に参戦できるのか?」というレベルでブースターを心配させておいて、
いざ開幕して実際の試合で、同じプロ同士だから負けるのは仕方がないにしても、
ここまで無様な姿を見せてしまっている。
こんなことが許されてよいわけがない。
と、ヘッドコーチ(監督)は思っていらっしゃった。…たぶん。
だから(?)、第3Qでは別人のように積極的にボールを奪いに行く。
それが効いてきたのか、初めはシュートの撃ち合いみたいになっていたが、
だんだんファイブアローズが押してきた。終盤ではガーデナー選手が大爆発。
フリースローもきちいっと成功させてきて、少しだけ差が縮まった。
何よりもこのQだけで31点。ここまでで45点となった。
なるほど、最少得点に終わることはなんとか免れそうだ。
第4Qもファイブアローズは果敢に攻めていって、初めこそ押されたが、
終盤は押し返した。ただ、これは勝利を確信したレイクスターズが
主力の外国人選手を休ませたことが大きい(※)。
このQだけでは同点。最終的に34点差となった。
※つまりコート内の選手を格下げしたわけで、これは当然のマネジメントなのだろう。
主力センター(なんと211cm)が故障中で、さらにこの試合でも
確かハミルトン選手だったと思うが終盤に負傷していた。
この後オールスターなどで試合間隔が空くとはいえ、ケガは怖い。
さらにあまり出てない選手が出られるというのも(こちらが主かも)よい。
実はファイブアローズは、前日にムードメーカーで試合でも活躍する竹田選手が負傷。
そういうこともあって、テンションは低かったのかもしれない。
それにしたってオフィシャルゲームリポートにまで「覇気が感じられない」と書かれては
これはちょっと恥ずかしいと言わざるを得ない。
ニューマンHCもただ「ひどい試合でブースターに申し訳ない」とコメントを残すのみ。
インサイドに問題があるのはもちろんだが、相手だってセンターを欠いているのだし、
おそらく問題以前のことだったのだろう。
しかし、なんというのか「まぁ今日は勝つのはほぼムリだろう。」と見えてしまったとしても、
虚勢はってでもボールを奪いに行くのがあるべき姿だろう。
なんとなく入場者数が減っている印象はあるのだけれど、
こんな資金難の状態でも、入場料以外にお金を出そうとするブースターも大勢いるし、
入場してしまえば力の限り声援を送っている。
(ちょっとこの日は多数つめかけたレイクスターズのブースターに押されそうだったが)
そりゃもちろん資金難は現場のせいではまったくもってないのだけれど、
でも現場としてできるだけのことはがんばらねば。
昨季52試合もあって1ケタしか勝っていなかったヒートデビルス(大分)にも、
今季新規参入で開幕当初は苦戦していたハンナリーズ(京都)にも、
大きく後れをとって現在ウエスタンカンファレンス最下位である。
(6位ハンナリーズとは4ゲーム差)
上記のヒートデビルスもいまだに資金難。それでも今季盛り返してきた。
ということはファイブアローズにはできない、ということはないはず。
今まさにチームの底力が問われている。
3月6日、2010のJリーグ開幕。
私もパッパッと準備し、家の門を開け、車へ。
しかし、キーを開けるその直前、なんだか面倒くさくなって家に戻った。
もっとも体調そのものもあまりよくなかったので、寒かったこの日に外出はきついだろうと思った。
というように、ちょっと最近心身の調子がよろしくない。
テレビ中継もしていたのでテレビはつけていたが、気分が晴れなくて
番組が始まる前に寝てしまっていた。
目が覚めた時、テレビの画面では頭に何かを巻いたヴォルティスの選手が、
ピッチ上を軽快に走り回っていた。
背番号ですぐにその選手が新加入の平島選手と分かったが、
頭に巻いているのは以前見た応急処置のもののようだ。どうやら試合中にどこか切っていたらしい。
と、その平島選手がクロスを上げ、柿谷選手がダイブしてゴール。
おっ、やっぱり行けばよかったかなぁ、といつもどおり後悔した。
それですっかり目が覚めて、そこからはヴォルティスの躍動に夢中になった。
キーパーが見慣れない選手だな、と思ったら日野選手だった。
彼は新加入ではなく、昨年からの選手だ。
が、昨シーズンはリーグ戦、天皇杯ともに1分も試合に出場していなかった(ベンチには入ったが)。
新聞紙上でコンディションがいいとは聞いていたし、プレシーズンマッチでも出場していたが、
本当にリーグ戦に出場していたのか。しかも開幕スタメン。
なんとなく高いボールを弾こうという時に空振りしていたようにも見えるし、
よく分かってないのだが、やはりなんとはなしに危ないように見えた。が、なんとか無失点。
しかし、最後の方でPKを与えてしまった。
日野選手は姿勢を低くしてじぃ〜っとボールが放たれるのを待っている。
シュート。体を一杯に伸ばした日野選手の左手が同点弾をはじき飛ばした。
ややボールが流れたが、これまた鋭い動きでボールをキャッチ。
ただ祈るしか方法がなかった大ピンチを彼一人で止めて見せて、ヴォルティスは開幕戦を勝利で飾った。
1年間出られなかった悔しさ(※そのもう1年前は別クラブの「正」GK)、
というのがどれほどあったのかは知らないが、たった一度だけ見た彼のブログでは、
昨シーズン、練習試合に出たり、サテライト(今年はない)の試合に出たり、
公式戦ではないのに、とにかく前向きな文章が目立った。
GKなので、途中出場などほぼないし、どこのチームもポジションは固定ぎみである。
にもかかわらず、彼はくさることなく目の前の試合で懸命にゴールマウスを守っていたようだ。
もう一つ、バンクーバーオリンピック(今ごろ…)のフィギュアスケートを見ていた時のこと。
正確に言えば、時間に間に合わず、鈴木明子選手のフリーを見ることができなかったので、
某局の動画を見た時のこと。続いて某サイトの他の大会の動画を見た。
なんかのどがつまるなぁ、と思っていたら、涙があふれでてきてしまった。
理由はよく分からん。が、とにかく誇張一切なしの事実である。
実は鈴木選手がどういう選手なのか、大変失礼ながら何も知らなかった。
あとで調べると、大学時代、体調不良で1年以上もリンクに立っていなかったという。
大学時代…というと、この時期に活躍するスケーターは男女問わず数多くいる。
そんな時に…と思うのだが、彼女は復帰した。その後上級生の頃には滑っていたようだ。
大学もすでに卒業し、だいぶ時間は経ったが、シーズン好調だったらしく(残念ながら見ていない)、
一気にオリンピック出場を勝ち取ったと、そういうことらしい。
全然違う2つの話だが、どちらにしてもなかなか試合に出場できない、
というのはどういう心持ちなのだろう。
で、さらに自分が黙々と努力している時に、表の華やかな舞台では選手が躍動している。
しかし、巡ってきたチャンスを一気に手にしたこの選手は、
そのチャンスが来るまでじっくりと準備を重ねてきたのだろう。
時には追い込んだりもしたかも知れないが、だいたい楽しく、あるいは前向きに。
彼彼女のプレーや演技は、それまでひっそりしていた分、とてものびやかだった。
サッカーとフィギュアスケートを重ねて書くのはとてもムリがあるが、
世間が彼彼女に注目していなかった膨大な時間を思うと
たまたま同じ時期に、素晴らしいプレー(演技)を見たことで、なんだか重なって見えた。
今後も両選手に注目したいと思う。