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7月10日 17:30〜 atあじさいスタジアム北神戸
【プロ野球ファーム公式戦】
バファローズ 12 − 3 カープ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
試合開始前、どよめきと爆笑と失笑、さらにヤジが飛ぶ。
両チームのスターティングオーダーはこうなっていた。
カープ バファローズ
----------------------------------------
8 丸 佳浩 9 大村 直之
9 鈴木 将光 8 由田 慎太郎
3 中谷 翼 7 バイナム
D 會澤 翼 D セギノール
7 フィオ 5 ラロッカ
5 堂林 翔太 3 喜田剛
4 庄司 隼人 7 長田 昌浩
2 白濱 裕太 2 横山 徹也
6 安部 友裕 4 柴田 亮輔
P 今村 猛 P 西川 雅人
特にバファローズのオーダーである。
何年も第一線で活躍、今年で生涯2000本安打達成を狙おうかというレベルの
大村選手がラインアップされている。
さらに、3番〜5番。外国人選手、いわゆる「助っ人」がズラリと顔をそろえる。
常連さんとおぼしき大きな声を出す人は遠慮なく爆笑していた。
その他のお客さんも「どこがファームやねん?」と言った風に失笑していた。
さらにラロッカ選手がコールされると、カープのファンから、
「(その3人の中から)一人くれぃ!!」と冗談めかしたヤジが飛んでいた。
スタンド全体がまた爆笑と失笑に包まれた。
※この数日後、バファローズはさらにフランシスコ・カラバイヨ選手が入団するが、
この時点ではまだ入団が決定していただけ。
しかし、野球ファンなら彼らの早期復帰を望む観戦となるし、
カープのラインアップを見ると、昨年春夏と甲子園を沸かせた
今村選手(センバツ優勝投手)、堂林選手(夏の大会優勝投手で今は野手)が
名を連ねていて、彼らの活躍も大いに期待されていた。
この日の観客の多くは高校野球の知識もあるのだろう、
堂林選手、今村選手がコールされると声援が大きくなった。
これだけ試合前から期待が大きかったゲームだが、
今村選手は残念な結果に終わる。
テレビで見た(高校時代)のとは違い、あまり力感がなく、変化球はことごとくはずれた。
ファームとはいえ、バファローズは前述の通りのオーダー。フォアボールを出すと、
日本での活躍がすでに長いセギノール選手にタイムリーを打たれあっさり失点。
2回もフォアボールからホームランを浴び、3回にはまたセギノール選手にヒットを許すと
ラロッカ選手に大きなホームランを浴びる。
調子も悪かったのだろうし、その上あちらのオーダーが強力だったこともあり、
今村選手には酷だった。しかし、今やリーグを代表するカープのエース・前田選手も
そうすんなりと1軍で活躍したわけではない。
高校時代から大きな注目を浴びた割に、「カープの1位単独指名」というところが同じ。
間違いなく、前田選手に続くよう、ファンからは大きな期待が寄せられているはず。
この日、打たれてもなお大きな声援が彼に送られていた。
ちなみに、打った方の選手は、というと……、
「ラロッカ選手〜!1軍でがんばって〜!」という少年少女の声に、
ラロッカ選手は何度も笑顔で手を振っていた。
日本でのプレーも長いし、「イチグン」ということばの意味はおそらくご存じだと思う。
内野手ではバルディリス選手が活躍していることもあり、
セギノール選手はすぐに1軍に呼ばれたものの、
ラロッカ選手の復帰はオールスター前まで成っていないが、
きっとこの日の声援に応える日がまた遠からずやってくるだろう。
…と前半はこのように前のめりで観戦していたのだが、後半は正直疲れた。
バファローズ先発の西川選手は、もともとリリーフとして期待されているのか、
先発とはいえ2回をしっかり抑えあっさり降板。
後に出てきた1軍経験もある吉野選手や、レスター選手(翌週1軍復帰)が
リードしていながら制球を乱し苦しいピッチング。
記録上勝利投手となったルーキー・阿南選手も今ひとつ。
レスター選手は1軍に戻ったが、この日投げた吉野選手、阿南選手は
今季1軍にいながら(しかも阿南選手はけっこう登板機会が多かった)、
打ち込まれ結果を残せずじまいで、きっと今は苦しんでいる最中。
その2人に加えて、途中投げたルーキーの前田選手はいずれも左投げ投手。
1軍ではこれまたルーキーの古川選手(やはり左投。※)が奮闘しているが、
左腕のリリーバーが不足しているはず。またとないチャンスなのに…。
翌週からはまずまず活躍しているようなので、オールスター明けには
彼らの姿が1軍で見られるかもしれない。
※「ルーキー」といえば、古川選手、前田選手、阿南選手に加え、山田選手ともう1選手。
全員投手だが、一人を除いてみんな左腕。期待されているのか、
それほど左腕がいなくてせっぱつまっているのか…。
それにしても、ファームの試合ではあったが、この日はスタンドがほぼ埋まってしまった。
ファームには「選手の成長」を見るおもしろさがある、ということだが、
確かにそういったことを楽しんでいるような観客が多いようだ。
そしてまた1軍が下位に沈む両チームだけに、
ファームの彼らの勇姿を1軍で見られるのも、そう難しいことではない。
実際ここから先1週間で、この日出場した選手の中で、
バファローズからは、横山選手、セギノール選手(当然か…)、西川選手、
由田選手、そしてレスター選手と短期間で5人も昇格している。
カープは残念ながら該当選手はいないが(入れ替え自体は行われている)、
遠からず彼らのうちの誰かを1軍の試合で見ることがあるだろう。
ペナントレースもまもなく後半戦、
残念ながら優勝争いにからめていない両チームだが、
その分、この日見た選手の1軍での活躍を早くみたいものだ。
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7月10日 17:30〜 atあじさいスタジアム北神戸
【プロ野球ファーム公式戦】
バファローズ 12 − 3 カープ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
試合開始前、どよめきと爆笑と失笑、さらにヤジが飛ぶ。
両チームのスターティングオーダーはこうなっていた。
カープ バファローズ
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8 丸 佳浩 9 大村 直之
9 鈴木 将光 8 由田 慎太郎
3 中谷 翼 7 バイナム
D 會澤 翼 D セギノール
7 フィオ 5 ラロッカ
5 堂林 翔太 3 喜田剛
4 庄司 隼人 7 長田 昌浩
2 白濱 裕太 2 横山 徹也
6 安部 友裕 4 柴田 亮輔
P 今村 猛 P 西川 雅人
特にバファローズのオーダーである。
何年も第一線で活躍、今年で生涯2000本安打達成を狙おうかというレベルの
大村選手がラインアップされている。
さらに、3番〜5番。外国人選手、いわゆる「助っ人」がズラリと顔をそろえる。
常連さんとおぼしき大きな声を出す人は遠慮なく爆笑していた。
その他のお客さんも「どこがファームやねん?」と言った風に失笑していた。
さらにラロッカ選手がコールされると、カープのファンから、
「(その3人の中から)一人くれぃ!!」と冗談めかしたヤジが飛んでいた。
スタンド全体がまた爆笑と失笑に包まれた。
※この数日後、バファローズはさらにフランシスコ・カラバイヨ選手が入団するが、
この時点ではまだ入団が決定していただけ。
しかし、野球ファンなら彼らの早期復帰を望む観戦となるし、
カープのラインアップを見ると、昨年春夏と甲子園を沸かせた
今村選手(センバツ優勝投手)、堂林選手(夏の大会優勝投手で今は野手)が
名を連ねていて、彼らの活躍も大いに期待されていた。
この日の観客の多くは高校野球の知識もあるのだろう、
堂林選手、今村選手がコールされると声援が大きくなった。
これだけ試合前から期待が大きかったゲームだが、
今村選手は残念な結果に終わる。
テレビで見た(高校時代)のとは違い、あまり力感がなく、変化球はことごとくはずれた。
ファームとはいえ、バファローズは前述の通りのオーダー。フォアボールを出すと、
日本での活躍がすでに長いセギノール選手にタイムリーを打たれあっさり失点。
2回もフォアボールからホームランを浴び、3回にはまたセギノール選手にヒットを許すと
ラロッカ選手に大きなホームランを浴びる。
調子も悪かったのだろうし、その上あちらのオーダーが強力だったこともあり、
今村選手には酷だった。しかし、今やリーグを代表するカープのエース・前田選手も
そうすんなりと1軍で活躍したわけではない。
高校時代から大きな注目を浴びた割に、「カープの1位単独指名」というところが同じ。
間違いなく、前田選手に続くよう、ファンからは大きな期待が寄せられているはず。
この日、打たれてもなお大きな声援が彼に送られていた。
ちなみに、打った方の選手は、というと……、
「ラロッカ選手〜!1軍でがんばって〜!」という少年少女の声に、
ラロッカ選手は何度も笑顔で手を振っていた。
日本でのプレーも長いし、「イチグン」ということばの意味はおそらくご存じだと思う。
内野手ではバルディリス選手が活躍していることもあり、
セギノール選手はすぐに1軍に呼ばれたものの、
ラロッカ選手の復帰はオールスター前まで成っていないが、
きっとこの日の声援に応える日がまた遠からずやってくるだろう。
…と前半はこのように前のめりで観戦していたのだが、後半は正直疲れた。
バファローズ先発の西川選手は、もともとリリーフとして期待されているのか、
先発とはいえ2回をしっかり抑えあっさり降板。
後に出てきた1軍経験もある吉野選手や、レスター選手(翌週1軍復帰)が
リードしていながら制球を乱し苦しいピッチング。
記録上勝利投手となったルーキー・阿南選手も今ひとつ。
レスター選手は1軍に戻ったが、この日投げた吉野選手、阿南選手は
今季1軍にいながら(しかも阿南選手はけっこう登板機会が多かった)、
打ち込まれ結果を残せずじまいで、きっと今は苦しんでいる最中。
その2人に加えて、途中投げたルーキーの前田選手はいずれも左投げ投手。
1軍ではこれまたルーキーの古川選手(やはり左投。※)が奮闘しているが、
左腕のリリーバーが不足しているはず。またとないチャンスなのに…。
翌週からはまずまず活躍しているようなので、オールスター明けには
彼らの姿が1軍で見られるかもしれない。
※「ルーキー」といえば、古川選手、前田選手、阿南選手に加え、山田選手ともう1選手。
全員投手だが、一人を除いてみんな左腕。期待されているのか、
それほど左腕がいなくてせっぱつまっているのか…。
それにしても、ファームの試合ではあったが、この日はスタンドがほぼ埋まってしまった。
ファームには「選手の成長」を見るおもしろさがある、ということだが、
確かにそういったことを楽しんでいるような観客が多いようだ。
そしてまた1軍が下位に沈む両チームだけに、
ファームの彼らの勇姿を1軍で見られるのも、そう難しいことではない。
実際ここから先1週間で、この日出場した選手の中で、
バファローズからは、横山選手、セギノール選手(当然か…)、西川選手、
由田選手、そしてレスター選手と短期間で5人も昇格している。
カープは残念ながら該当選手はいないが(入れ替え自体は行われている)、
遠からず彼らのうちの誰かを1軍の試合で見ることがあるだろう。
ペナントレースもまもなく後半戦、
残念ながら優勝争いにからめていない両チームだが、
その分、この日見た選手の1軍での活躍を早くみたいものだ。