May 27, 2010
熱い試合の底には…
ポスト @ 22:07:56 | バスケットボール(bjリーグ)
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4月24日 18:00〜 at池田五月山
【bjリーグ2009−2010オフィシャルゲーム】
エヴェッサ 92 − 84 ヒートデビルス
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
三田から宝塚、そして池田へ。
「地図ではどの辺なのか」指さすこともできないこの土地へ
わざわざ足を運んだのは、この時ウエスタンカンファレンス1位を走る
大阪エヴェッサの躍動を味わうためである。
もちろん大阪市内(府立体育館、市立体育館など)の方が
何かとよいのだが、この節がホーム最終節なので行くしかなかったのだ。
その期待通りのプレーをエヴェッサの各選手は存分に見せてくれた。
チーム随一の人気選手、仲西選手が3Pを次々に成功させれば、
ワシントン選手、ブラックウェル選手、パルマー選手、マーリー選手と
外国人選手にハズレがないのか、みんなが持ち味を出して活躍している。
…が、前半はスコア上、なかなかヒートデビルスを追い越せない。
それもそのはずで、この時点でヒートデビルスは、
まだセミファイナル(いわゆるプレーオフ)出場のチャンスがあった。
昨シーズン、50試合以上もあって勝利は1ケタのチームが、
今シーズンはよく奮闘していた、らしい。
ウッズ選手を中心に、日本人選手が…よく存じ上げないがどなたも
懸命のプレーでエヴェッサの粘りを突き放そうとしていた。
詳しいスタッツを見ないまま書いているが、前半は確か
5ポイント以上開いていた時間はほとんどなかったのではないだろうか。
いや、後半も10ポイント以上は開いていなかったはずである。
何しろ突き放されかけたヒートデビルスが第4Qで2点差まで詰め寄ったのだ。
(結局あと1歩およばずだったが)
どちらのチームもなかなかポイントが取れなくてため息…
ということはあまりなかったし、しかしそうでありながらディフェンスも激しかった。
少し残念だったのが観客の入りである。
これだけ好調のシーズンで入場者数は1500人に満たなかったそうだ。
場所の問題、というのもあるのだろうが、そこは都会。
阪急沿線だしそこまで不便な場所、というほどでもないと思う。
特に1Fの指定席はけっこう空席が目立った。
空席が結構あるにもかかわらず、売るのは端から詰めて売るようで、
(私の買い方では座席指定はおまかせになってしまう)
お隣の方と窮屈にゲームを見ていた。しかし、私の右側6席か7席は
どーんと空いていた。となりの男性がカメラを撮っていたので、
ジャマにならないように第2Qからは1つ空けて座り、男性にも声をかけた。
それがきっかけでその男性と試合終了までお話ししながら「一緒に」観戦した。
私が車で四国を越えてきている、ということでビールではなく、
ミックスジュースを買ってきてくださった(その節はごちそうさまでした)。
お話を聞いていると、彼は家族ぐるみで相当のブースターなのだそうで、
前列にいた娘さん方はbjリーグのファイナル(野球でいう日本シリーズ)を
東京まで足を運んで観戦するくらいだとか。
しかし、残念ながらこういったコアなブースターもいらっしゃる一方で、
一般的な認知度がそうでもない、というあたりが
エヴェッサのみならず、bjリーグの苦しいところなのだろう。
見た目にはスポンサーもたくさんついて、
この日の試合もスポットで某仁丹の会社がスポンサーについていたし、
ブースターはあまりこってりもせずいい雰囲気で熱心だし、
経営は順調なのかな、と思っていたがそうでもないらしい。
今の景気からすればちょっとチケットがお高い、ということもあるのだろう。
しかし、真剣勝負でありながらショーとしても見せ方は上手だと思うこのリーグ、
せめてバスケットボール好きの間だけでももっと浸透すれば…と感じるが…、
実はこの観戦から1ヶ月後、近くの高松ファイブアローズが解散の危機、
破産手続きの申し立てがあった。
私の友人が言っていた「それが必要なら残るものなのだ。」ということばが
頭に強く残っている。
…と言いながらも、実はbjリーグでは新たなチームが参戦する。
ただ、最初に解散が現実的になってきたのが高松であっても、
その前から、解散の危機に立たされたチームは複数あると聞く。
アメリカの野球独立リーグのように、チームが浮かんでは消える、
ということを繰り返すのだろうか。
ファイナルで惜しくも敗れリーグ制覇をあと一歩で逃したエヴェッサの未来は果たして…。