May 11, 2010

弓矢(それは矢のように編)

ポスト @ 22:47:46 | 野球(プロ野球)

5月8日 13:00〜 at京セラドーム

【2010パリーグ公式戦】


バファローズ 3 − 9 マリーンズ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

予定調和な書き方になりそうで、少し嫌悪感がある。

今季初のプロ野球観戦。今季序盤は私の応援するマリーンズが快調な滑り出し。

中でも輝いているのがルーキー荻野選手。

そして、ここ最近ホームランを量産しているのが4番金泰均選手。

どうしても彼らに注目してしまうに決まっている。

そして彼らは…


この日はチケットが安価設定だったこともあり、かなりいい席で観戦。

早速お目当ての荻野選手に打席が回ってくる。

西岡選手見逃し三振の直後だったが、あっさりとセンター前へキレイに運ぶ。

1塁に立つ。リードをする。もうこれだけで3塁側スタンドはざわついている。

彼が2塁へ向けて猛ダッシュするのを待ち構えているのだ。

そんな空気よりももっと的確に彼の俊足を恐れているのは、

もちろんマウンド上の金子千尋(※)選手である。

仕方なく(?)モーションを起こす。すると予定通り(?)荻野選手がスタート。

そして…予定外に井口選手の体にドスッとボールが当たる。

ここでもう一人の注目選手、金泰均選手はチャンスをダブルプレーで逸してしまう。


※単に「金子選手」だと思っていたが、登録名が変わったのか(筆者は知らない)、

ビジョンではフルネームで登録されていた。


一気に飛ばして荻野選手第2打席。

里崎選手の素晴らしいホームラン、その前のイニングをあっさり片付けるなど

そんなに悪いようにも見えない金子千尋選手、

そういったことを全てすっ飛ばしてしまった。

今江選手の出塁から西岡選手がバントでつないで得たチャンス。

ここで三遊間を抜くタイムリーヒット!

この回2点を奪われ焦っていたであろう(実はチームも連敗中だった)金子千尋選手、

さらにイヤなシチュエーションである。

さきほど当ててしまった井口選手が打席に立ち…

その時と同じ1アウトランナー1塁で荻野選手である。

今度もまた素晴らしいスタート!捕手前田選手も懸命に送球するが間に合わず。

これでまたチャンス。井口選手の打撃に期待がかかるがサードライナー。

さぁ!金泰均選手。テレビで見た時も思ったが、かなりうしろに体重をかけるのだなぁ、

あそこから一気に前へ力を出すんだろうなぁ…

などとバッターボックスばかり見ていたのがいけなかった。

生観戦というのはテレビと違い、その瞬間自分の好きなところに目を移せばよい。

それならば2塁の荻野選手に目を向けておくことも可能だったのだ。

金子選手が投げた後の一瞬のざわめきで気がついた。

ふっと3塁キャンバスに目を向けると、猛然と荻野選手がスライディングしていた!

アンパイアは手を横に広げる。なんとスキをついて難しい3盗を狙ったのだった。

なんという大胆な…。しかし、かえってランナーのプレッシャーがなくなったのか、

金子選手渾身のストレートが外に刺さり、金選手は見逃し三振に倒れる。

実は金子選手、この試合5イニングスで降板したが奪三振自体は7つもあった。

しかも半分が見逃し。


3塁盗塁を見逃した分見ていた、金選手のフォーム。

あれはまるで引き絞った弓のようだった。

そういえばバファローズのT−岡田選手もこんな感じだったような。

とすると、一直線に次の塁へ駆けていく荻野選手は矢のようだなぁ。

ぼんやりとそんなありきたりな比喩を考えていた。



(思いがけず長くなりそうなのでまた次週にしよう…。

この時点でまだ3回表が終わった場面なのだ。)

Trackback

No Trackbacks

Track from Your Website

http://www.giga-music-works.com/blog/spocol/trackback/tb.php?id=121
(言及リンクのないトラックバックは無視されます)