Jul 03, 2009
半月庵 丹の国店 3
半月庵 丹の国店 2
半月庵さんの中の様子です。
窓越しに、手焼きせんべいのコーナーが。
おせんべいを押さえるコテが並んでいます。
陳列棚のスズメと、せんべいが倒れないようにするとめ具。
そして、洗面コーナーの写真です。
Jul 02, 2009
土器。
香寺小学校の放課後の課外事業が、今日から始まりました。
今日は、埋蔵文化センターから堀本先生が来られて、
香寺町のやきものの話をしてくださるというので、出かけました。
来週から、なんと、私が講師をさせていただくことになっています。
堀本先生は、考古学が専門で、まず、遺跡と遺物の話からで、
遺物の土器の説明をされました。
話を聞くのは、小学生14人と、先生方が数人。
メモをとりながら、子どもたちがガサガサせず聞いているのに驚きました。
旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代というひとつのくくり。
そして奈良、平安時代で中世に入り、近世へと。
実際に、博物館の土器を持ってきてくださって、
子どもたちも私たちも、手に取らせてもらって、
質感や色のちがいを実感できました。
1500年から1700年くらい前の、須恵器、土師器に触れることが
できて、多分、子どもも驚いているでしょうが、
実は、私にとって、初めての経験で、ドキドキしてしまったのでした。
須恵器になると、ロクロ目が残っていて、多少釉薬の跡が残っています。
香寺、香呂で出土されたこれらの土器から、
土師という地名があるように、香呂は瓦村だったのです。
その土地を来週から、子どもたちと一緒に歩き、
土を掘って、地元の土で、子どもたちと来年のはじめに、
作品を作り、焼き上げるという、カリキュラムです。
多分、野焼きになると思います。
今日、お話を伺うのも勉強になります。
今回の授業は、真田先生がプランを作ってくださいました。
月二回、子どもたちとどんな合作ができるか、たのしみです。
Jul 01, 2009
半月庵 丹の国店 1
今日、綾部市大元通りでアリモトさんの「半月庵・丹の国店」が
プレオープンしました。
昨日から最後の仕上げ段階に立ち合わせていただきましたが、
通りから店が見え、店内に入りました。
10何代も続いた醤油やさんの商家が、みんなの手で
古さと新しさが交わり、爽やかなお店になりました。
すみずみに至るまで、みごとな心配りです。
詳しくは、岩田さんのヘラへラつうしんや、
一昨日完成した記念の冊子に、
どんなに多くの人の手に包まれたかが
わかります。
4日に開店です。
有元さん、悦子さん、本当によかったですね。
設計の有本仁政さん、プロデュースした岩田さん。
写真取材をして、本をつくり、それをDVDに編集した愛子さん、
スズメの声を録音したいっけん君。
本当に、素敵なお店ができました。
じわーっと感動の、夕立の夜に、
まずは、帰宅第一報でした。
Jun 29, 2009
のれんを縫う。
木曜日の午後から準備して、縫いかけていたのれん。
明日、綾部にお持ちしないといけませんので、今日、一気に縫わなくては!と。
午前中に出来あがるかなと思っていたら、夕方までかかりました。
麻の布は、縫いやすいのですが、その分、細かなところが目につくので
丁寧に縫おうと思いました。
昔、洋裁を仕事にしていたのですが、自分のモノだったら
大胆に仕上げてしまいますが、そうはいきません。
のれんの上の部分をどういう風に縫おうかなと思って、
スカートの裾やファスナーのかがりによくした縫い方にしました。
合計5枚。
手仕事はそうですが、コツコツ作ってあと少し、もう少しと頑張って、
イライラせず、淡々と手を動かす根気ですね。
夜、しわをアイロンでのばして仕上げをしました。
乾いた麻は、しわが取れにくいのが難点です。
やっと、完成!
陶芸も縫い物も全て完了です。
あさってオープンのアリモトさんの綾部の店内に真っ白ののれんがかかるのが楽しみです。
明日、岩田さんと一緒に、綾部に行きます。
絵を描いたり、最後の仕上げの仕事が、待っています。
Jun 28, 2009
イベントが終わりました。
三日間の、食・地の座、姫路駅地下のにぎわい展が終わりました。
今、帰ってきたところです。
ここしばらく、アリモトさんの新しいお店のための準備のやきものと、
地の座の今回の催しの出を同時進行で準備をしてきました。
我が家の家族もそれぞれにすることがあり、
今回のイベントは、ほとんど私一人で準備、搬入搬出をしました。
荷物は少なく・・・と言えど、やはり多くて、
大きな板は、小野さんや、平井さんに助けていただきましたが、
一人で準備することの大変さを痛感しました。
私がいない間、食事の段取りなどは、愛子さんがしてくれましたし、
岩田さんにも不自由をかけました。
一人での参加は、大変です。
3日間、朝9時ごろから、夜、9時半まで、そして夜中まで。
自転車での行き来や、会期中、自分の体力を実感しました。
出店したメンバーのお一人お一人、誰も楽している人なんかいなくて、
イベントというのは、本当に大変だと思います。
ゼロから出発し、会期が終わると、さーっとかたづけ、
たくさんの器材や商品を運んで自然解散です。
本当に、みんなよくされるなあ・・・と感心します。
準備してきて、ひとつ終わってほっとしています。
正直、疲れました。
地下の店で働いている人たちって、偉いなあ・・・と
今まで思ったことのないことに気がつきました。
クーラーは、効いているようないないような。
日ざしや、鳥の鳴き声がするでもない地下は、体にこたえます。
初めての体験でした。
イベントが終わって、次にどう繋がっていくのでしょうか。
とにかく、終わってほっとして、
お風呂に入って、天地人を見て、寝ることにします。
Jun 27, 2009
地下の催し。
昨日から始まった、食・地の座、姫路駅地下にぎわい展。
酒と米がテーマで、地下で、なんと田植えをして、
小さな水田とあぜみちが出現しました。
カエルの声をいっけん君が編集し、一日中、
カエルの声が、地下の水田で聞こえています。
JR地下改札口が閉鎖されたあとのガランとした空間に、
にぎわいを願って、20数社が出店。
人の通りはありますが、にぎわいということにはいたっていません。
昨日、今日と二日間、朝から晩9時半のシャッターが閉まるまで、
地下街にいたのですが、
普段、立ち仕事をしていても、太陽の当たらない地下での
仕事というのは、なぜか、体が疲れます。
今日は、帰る寸前に、昨日今日の反省を元に、
配置の移動をしようということになり、
残った人たちで配置替えをして解散です。
どうにかできることはないだろうか・・・と智恵を出し、
気がついたらすぐに行動するということに、
少々驚きました。
みんな疲れているし、早く帰りたいのに、
「ふんばり」ということを教えてもらったような気がします。
明日、もう一日、ぜひ、JR姫路駅地下元地下改札口に
いらしてください。
地下の水田をどう感じられるか、それぞれだと思います。
でも、3日間の日程に合わせ、水田をつくるという、
小野さんのプロの仕事を見ていただきたいです。
毎日、自転車で通って、私も疲れが目にきました。
明日一日、ファイトですね。
店の中は、清々しい空気が満ち溢れています。
古いものと、新しさが混じわり、モダンだなと何人もの方が言われていました。
たくさんの人の手によって、ここまで出来上がった半月庵・丹の国店。
なぜ、満月庵ではないのか、と言う人に、
庵主の悦子さんが言われました。
「満月は、かけていくばかりです。まだまだ、半分、まだまだ足りないと、
満月を目指してがんばりたいのです」と。
悦子さんが生まれ育った綾部で、新しく店を出されることで、
ご両親はじめ、地域の方たち、職人さんたち、
たくさんの方に感謝されている有元さんご夫婦を拝見していて、
胸が熱くなりました。
開店に合わせて、私も陶のモノを作らせてもらって
悦子さんにお渡ししました。
一気に作った陶器は、思惑と違ったものもありました。
それを、悦子さんは、受けとめてくださいました。
ヒビの入ったものも欲しいと言われて、テーブルの真ん中に
おせんべいを入れてもてなしてくださいました。
そして、開店にあたっての儀式の朝、
床の間の飾り棚の真ん中に、鉢を飾ってくださっていました。
「・・・・・・」
悦子さんのご実家は、10何代も続いた老舗料理旅館で、
あちこちに、丹波焼きのりっぱなやきものが飾られています。
識別する目を持っておもられるのに・・・。
恥ずかしくなりました。でも、本当にありがたいと思いました。
悦子さんは、私の作ったものだけでなく、
一緒に作ってこられた人やモノに対し、大切に誠意をもって
愛してくださっていることに深く感動しました。
つたない技術であることを大きな心で受けとめてくださったのです。
家に帰ってから、気がついたことがありました。
私も、また、半月なのです。
半人前で、中途半端である自分や技術なのだと思い、
多分、満月には終生、ならないだろうけれど、
まだまだ、半分・・・と、自分を励まし、もっと勉強しようと思ったのでした。
有元さんご夫婦と、半月庵と、携わった人たちから
大きな感動をもらいました。
そんな空気が充ちあふれる半月庵・丹の国店が、
明日、開店します。
多くの方に愛していただける店になりますように・・・と
願っています。
どうぞ、どうぞ、綾部、大元通りの半月庵にお運びください。